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創業明治五年

OOTSU SHOYU Co., Ltd.

大津醤油 株式会社

 

 

 

醤油 製造工程

 

 

 

 大津醤油は創業以来、伝統の味を守り続けて製造されるお醤油には、まろやかな旨みと、コクがあります。地元・北浦地域産の大豆と国産の大麦を使用した麦味噌は、本格杉桶仕込みの風味豊かな「ふるさと」の味として愛され続けています。この醤油や味噌がどのように作られているのかを見ていただくために、工場見学を不定期ではありますがご要望に応じて行っております。ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。

 

 

1.麹造り(こうじづくり)

 原材料は醤油と味噌とで大体同じですが、醤油の原料は脱脂大豆(油分を抜いた大豆)と麹麦(炒って砕いた麦)脱脂大豆を蒸した後、適温まで冷却し、古くからの醤油蔵にすみつく伝統の醤油菌を種付けし、製麹室(せいきくしつ)で3日かけて麹を育てます。

 

 

 

 

 

 

2.仕込み

 大切に育てた麹を昔から使っている大きな木の桶へ移し、塩水と馴染ませ仕込みます。

 

 

 

 

 

 

3.諸味(もろみ)管理(発酵熟成・櫂入れ)

 味わい深い醤油にするために、諸味(もろみ)をじっくり大切に発酵熟成させます。諸味の状態を見ながら適度に櫂入れします。櫂入れとは諸味の発酵熟成を均一にしっかりするためにかき混ぜる作業です。これらを毎日、約1年間行っていきます。

 

 

 

 

 

 

4.舟搾り(ふなしぼり)

 よく熟成発酵した諸味を布で包み、何層にも重ね、ゆっくりゆっくり重さを掛け搾り出していきます。大津醤油では昔ながらの「舟搾り」という製法を使って、今でも醤油を製造しています。ゆっくり搾り出す分、雑味が少なく香りが立つのが特徴の製法です。この昔ながらの舟搾りを行っている醸造所は山口県内でも数件しかありません。

 

 

 

 

 

 

5.火入れ

 搾りたての生醤油(きじょうゆ)を熱処理で殺菌します。ここで熱を加えることで、香りが立ち、醤油の味わいが決まります。

 

 

 

 

6.ろ過

 ろ過し、不純物を取り除きます。

 

 

 

 

7.充填・ラベル張り

 瓶またはペットボトルに醤油を充填し、ラベルを張り付け完成です。商品として皆様のところへ届きます。大津醤油では充填作業やラベル張りも人が一つずつ丁寧に作業しています。