大津醤油は創業以来、伝統の味を守り続けて製造されるお醤油には、まろやかな旨みと、コクがあります。地元・北浦地域産の大豆と国産の大麦を使用した麦味噌は、本格杉桶仕込みの風味豊かな「ふるさと」の味として愛され続けています。この醤油や味噌がどのように作られているのかを見ていただくために、工場見学を不定期ではありますがご要望に応じて行っております。ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。

　はじめに、工場内での禁止行為・立入禁止区域や危険行為など、いくつかの諸注意について説明させていただき、大津醤油の成り立ち、醤油蔵の歴史についてお話させていただきます。

　醤油の製造工程を簡単ではありますが、説明させていただきます。続きまして、その中の櫂入れ作業を実際に体験してもらいます。櫂入れとは、均一に発酵・熟成を促すために諸味（もろみ）をかき混ぜる作業です。諸味の発酵・熟成は味噌や醤油造りにおいて、風味や味わいを決める大切な工程の一つです。

　熟成した諸味から醤油をゆっくりと搾り出す作業です。この製法は昔ながらの伝統製法です。時間をかけてゆっくりと搾り出すことができるので、雑味も少なく香りの立った醤油を造ることが出来ます。あまり効率的とは言えない舟搾りを行っている醸造所は非常に少なくなっています。

　それほど広くありません。一通り工場全体を歩いて見ていただけます。

　大津醤油で製造された味噌・醤油を使った料理を試食していただけます。料理はシンプルに一番味のわかるお味噌汁と冷ややっこです。味わい深く、香りが立っているのがよくわかります。

　大津醤油で製造された味噌・醤油製品を紹介させていただいています。気に入っていただければ商品を購入することも可能です。晋ちゃんセット（ポン酢、だし醤油、さしみ醤油のミニボトル３点セット）、お味噌が特に人気です。