味噌 製造工程
大津醤油は創業以来、伝統の味を守り続けて製造されるお醤油には、まろやかな旨みと、コクがあります。地元・北浦地域産の大豆と国産の大麦を使用した麦味噌は、本格杉桶仕込みの風味豊かな「ふるさと」の味として愛され続けています。この醤油や味噌がどのように作られているのかを見ていただくために、工場見学を不定期ではありますがご要望に応じて行っております。ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
1.麹造り(こうじづくり)
原材料は醤油と味噌とで大体同じですが、味噌は大豆の代わりに大麦を使用しています。大麦を蒸し、適温まで冷却後、味噌菌を種付けし、醤油造りと同じように製麹室(製麹室)で3日かけ麹を造ります。大麦を使って麹を造っているということです。麦を使った味噌になじみがない地域が多いと思いますが九州地方を中心に東は広島あたりまで麦味噌が多く造られています。
2.大豆蒸煮(だいずじょうしゃ)
大豆を蒸し、すり潰します。
3.塩切り
麹と塩を混ぜ馴染ませる。
4.仕込み
麹と大豆を混合後、空気が入らないように踏み込みながら桶に仕込みます。
5.発酵熟成
約1か月から2か月の間、仕込んだ季節(温度や湿度)により時間調整しながら発酵熟成してくれるのを待ちます。発酵熟成の間、基本何も手を加えません。ただ待ちます。
6.天地返し
桶全体の均一を図るために、上下を入れ替えます。
7.充填(袋詰め)
出来上がった味噌をパッケージへ充填して完成です。皆さんの食卓へお届けできる状態になります。大津醤油では充填作業も人が一つずつ丁寧に作業しています。